閲覧注意。ホラー小説「 禍 」ひとひとの読んだ小説紹介

ひとひと

わたし、ひとひとは相変わらず活字を読むのがとても遅いです。
ですがもし、本を食べることで書かれた内容がリアルに体験出来たら
もっとたくさん本を消費できたりするんですかね?
ちなみに、口の中の水分がすっごく吸われるので夏などには向かないと思います。

前回の予告通り、ホラー小説の「 禍 」を読んでみました。

ホラー小説なんて、小学校以来で少しドキドキしながら読んでみました。

本書は『小説新潮』に掲載された短編が7作品が収録されていて

それぞれの作品が人間の「口」、「耳」、「目」、「肉」、「鼻」、「髪」、「肌」を題材に

非常に生理的に軽悪感を感じる作品でした。

個人的に言うほどホラー小説か?と思いながら読んでましたが。

著者の繊細な文章力が話の中で起きている事柄を詳細かつリアルに僕の頭ダイレクトに投げ込んでくる

不気味さに思わず顔をしかめながらも読み進める手が止まりませんでした。

今回、初めてホラー小説を紹介しますがよかったら見てってください。

わたし、ひとひとは他にも読んだ本を拙いながらも紹介させていただいてるのでよければ他も見てってください

目次

ホラー小説 「 禍 」とは ※閲覧注意

著 者:小田 雅久仁
出版年:2023年
発行者:佐藤 隆信
発行所:株式会社新潮社
受賞歴:
ページ数:320P(読了時間2週間_ひとひとの場合)
ジャンル:ホラー短編集

あらすじ

「俺はここにいると言ってるんだ。いないことになんかできねえよ」。恋人の百合子が失踪した。彼女が住むアパートを訪れた私は、〈隣人〉を名乗る男と遭遇する。そこで語られる、奇妙な話の数々。果たして、男が目撃した秘技〈耳もぐり〉とは、一体 (「耳もぐり」)。ほか、前作『残月記』で第43回吉川英治文学新人賞受賞&第43回SF大賞受賞を果たした著者による、恐怖と驚愕の到達点を見よ!

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ホラー小説 「 禍 」 読んでみた感想 ※軽度のネタバレあり

冒頭でも言いましたが、これ言うほどホラーですかね?

僕はそこまでホラー小説を読んだことのある人間ではないので自分統計によるカテゴライズができるわけでもないのですが、一般的にホラーと思われているようなあからさまな死傷沙汰が本書にはなかった印象です。

個人的にわかりやすく例えるならば、「 世にも奇妙な物語 」ですね。Hi、コレマチガイナイ。

よきみょですよ、よきみょ。

収録されている話の一つ一つが人間の体の部位を題材にしていて、前述のとおりあからさまな殺傷事件、流血沙汰などのグロテスクなシーンはもとより幽霊に追いかけられるといったスピリチュアルなのもなかったです。

ただただ、奇妙かつ不気味でちょっとファンタジー要素もあるといった作品集でした。

ただ、著者の小田 雅久仁先生の文章が僕の脳みそに直接働きかけてきて、脳内に各作品の情景がリアルに映し出されました。

多目的トイレで本を積み上げ、それをむさぼり食す女。_食書
聞こえるはずのない声が耳の中から聞こえてくる男。_耳もぐり
夢か現実かもわからない記憶があいまいな人生。_喪色記
たった一回の出会いで性的趣向が180変わってしまった男。_柔らかなところへ帰る。
真実を知ってもなお、仕事を全うした青年。_農場
金欲しさに人生を捨てることになった女。_髪禍
変化を拒む人々と変化を促す人々。_裸婦と裸夫

僕の拙い文章でイメージできたかわかりませんが。本書を読めばこれらの薄気味悪い物語を脳みそダイレクトに叩き込まれます。あまり小説を読まないわたしでも、それくらいわかりやすく鮮明に読める文章でした。

喪色記と裸婦と裸夫は著者の文章力で映像をみえたものの、よくわからず正直イマイチでした…
ですが、他6作品は非常に楽しめたのでよんでみるのもいいかとおもいます!

ですが、先ほども言いましたが大衆的なイメージのホラーホラーしていないので注意が必要ですね。

僕もそうでしたが少し物足りない印象をうけるかもしれません。

世にも奇妙な物語として読んだら結構楽しめると思います!

あらすじ

「俺はここにいると言ってるんだ。いないことになんかできねえよ」。恋人の百合子が失踪した。彼女が住むアパートを訪れた私は、〈隣人〉を名乗る男と遭遇する。そこで語られる、奇妙な話の数々。果たして、男が目撃した秘技〈耳もぐり〉とは、一体 (「耳もぐり」)。ほか、前作『残月記』で第43回吉川英治文学新人賞受賞&第43回SF大賞受賞を果たした著者による、恐怖と驚愕の到達点を見よ!

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AIに聞いた!ホラー小説 「 禍 」 の面白いところ!※軽度のネタバレあり

ひとひと

ホラー小説『 禍 』を知っていますか?

はい、『禍(わざわい)』というホラー小説について知っています。これは小田雅久仁さんが著した短編集で、2023年7月に発売されました。この作品は、台湾や韓国でも注目され、多くのホラー愛好者やクリエイターから高く評価されています​

ひとひと

では、この作品の面白いところを箇条書きで3つほど教えてくださ

『禍(わざわい)』の面白いところを3つ挙げます

1. 日常の違和感をテーマにしたホラー

『禍』では、日常生活の中で感じる些細な違和感や嫌悪感を巧みに利用して、恐怖を引き立てています。例えば、「髪」をテーマにした物語では、幼少期の経験からくる嫌悪感が元になっており、読者に身近な恐怖を感じさせます

2. 多様な短編が織りなす独特な世界観

短編集として構成されているため、各話ごとに異なる設定やテーマが楽しめます。「耳もぐり」や「農場」、「髪禍」など、人体や感覚にまつわる異様な物語が次々と展開され、予測不可能なストーリーが読者を引き込んでいきます

3. 高評価を受ける筆力と想像力

小田雅久仁の豊かな想像力と緻密な心理描写は、多くのホラー愛好者やクリエイターから絶賛されています。特に、読者の身体感覚に訴える表現力が高く評価され、伊藤潤二や小島秀夫などの著名人からも高く評価されています

これらの要素が、『禍』を特別なホラー作品として際立たせています。

ひとひと

本の帯にもあるけどほんと名だたる著名人の方たちが本書をすごく評価してるんですよね。

あらすじ

「俺はここにいると言ってるんだ。いないことになんかできねえよ」。恋人の百合子が失踪した。彼女が住むアパートを訪れた私は、〈隣人〉を名乗る男と遭遇する。そこで語られる、奇妙な話の数々。果たして、男が目撃した秘技〈耳もぐり〉とは、一体 (「耳もぐり」)。ほか、前作『残月記』で第43回吉川英治文学新人賞受賞&第43回SF大賞受賞を果たした著者による、恐怖と驚愕の到達点を見よ!

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ホラー小説 「 禍 」 おわりに

『残月記』で第43回吉川英治文学新人賞受賞&第43回SF大賞受賞を果たした著者による恐怖と驚愕の短編集!

ホラー小説「 禍 」の紹介でした!

正直、あまり刺さらない話もありましたが、もちろん刺さる話もありました!

いろんな話を1冊で経験できて、刺さらなければ飛ばせるところが短編集の良いところだとひとひとは思います!

活字初心者のひとひとにさえ脳裏に濃密な映像を想像させるほどの著者の文章はそれだけで圧倒的作品価値があると思います!

わたし個人的にも楽しめた1冊でしたのでこの記事を読んでくれている方にも是非読んでみてほしいです!

本書をすでに読んだ方は感想をまだの方は購入ボタンから購入して読んでみてください!

以上ひとひと初読了のホラー小説「 禍 」でした!

あらすじ

「俺はここにいると言ってるんだ。いないことになんかできねえよ」。恋人の百合子が失踪した。彼女が住むアパートを訪れた私は、〈隣人〉を名乗る男と遭遇する。そこで語られる、奇妙な話の数々。果たして、男が目撃した秘技〈耳もぐり〉とは、一体 (「耳もぐり」)。ほか、前作『残月記』で第43回吉川英治文学新人賞受賞&第43回SF大賞受賞を果たした著者による、恐怖と驚愕の到達点を見よ!

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