こんにちは、ひとひとです。
どうやったら本って読むペースが速くなるんでしょうね。
月は綺麗ですが、遠すぎるのか照度ひかえめで彼女の光で本を読むにはいささか暗いですね。
仕事中、音楽を聴いたり、意識高いビジネス系の動画をラジオ感覚で聞いたりしてます。
そんな中、ここ最近は岡田斗司夫さんの切り抜きをよく見ます。
おすすめ小説とか、そういうの。そんな中で記事のタイトルにもあるように
月は無慈悲な夜の女王っていう作品をこう紹介されてたんですよね。
「機動戦士ガンダムのコロニー落としの元になった小説」だと。
ガンダム好きとしてはこの紹介は実に響きまして。ここ最近はてんで小説を読まない私が
すぐさまアマゾンでポチってしまいましたよ、ええ。
ということなので必死こいて読んだ小説の紹介をしていこうと思います!
小説「月は無慈悲な夜の女王」とは
あらすじ
2076年7月4日、圧政に苦しむ月世界植民地は、地球政府に対し独立を宣言した! 流刑地として、また資源豊かな植民地として、月は地球から一方的に搾取され続けてきた。革命の先頭に立ったのはコンピュータ技術者マニーと、自意識を持つ巨大コンピュータのマイク。だが、一隻の宇宙船も、一発のミサイルも持たぬ月世界人が、強大な地球に立ち向かうためには……
https://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/11748.html
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小説「月は無慈悲な夜の女王」よんでみた感想
とにかくもうめちゃくちゃ面白かった!!!!です!!!!
なんかこう、世界観一つ一つの設定が細かいというか深かったです。僕が知らないだけかもしれませんが、日本の作品にはあまりない設定の深さな気がします
例えばみなさん、最近でもないですが異世界転生モノをよく見かけますがあれはよくあるテンプレの中世世界観に
魔物やら、魔法やらがいて指輪物語よろしくエルフがいらっしゃったり、冒険者ギルドだなんだりってしてますが、
僕達、読者はその世界(作品)の当たり前を冒頭に消化してお話を見たり読んだりしてると思うんです。
作品そのものが溢れすぎてテンプレートができてしまっているからってのもあると思いますが、
もしも、本当に魔法が使える世界だったらどんな文化体系になってるか想像したことありますか?
もしも、本当に異種族(エルフ、ドワーフとか)がいたとしたら?
もしも、本当に魔物のような驚異的な存在がいたとしたら?
きっと僕たちが今暮らしているような世界とは全く違ったものになっていると思うんですよね。
それか本当に似たようなものになっているかもしれません。
何が言いたいかというと、この作品はそういったもしもの先の人類は
どのように問題を乗り越え適応していったかの結果それが文化として根付いていて
登場人物がそれに沿った生き方をしてるんですね。そこから生まれる調和や対立といったものが
非常に面白く、はっとさせられることが多かったです。岡田斗司夫さんもおっしゃられてましたが、
いわゆる想像力ってやつですね。こいつがすさまじいのなんのって。
小説ならではの文字数で事細かに書かれていて、ロバート・A・ハイラインの物語の構成や内容、展開が
矢野 徹さんの翻訳すべてが物語に没入させてくれました。英語できない私からしたら非常にありがたい…
あらすじ
2076年7月4日、圧政に苦しむ月世界植民地は、地球政府に対し独立を宣言した! 流刑地として、また資源豊かな植民地として、月は地球から一方的に搾取され続けてきた。革命の先頭に立ったのはコンピュータ技術者マニーと、自意識を持つ巨大コンピュータのマイク。だが、一隻の宇宙船も、一発のミサイルも持たぬ月世界人が、強大な地球に立ち向かうためには……
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とにかく面白い、ほんとめっちゃおもろい。
あ~たしかにぃ~とか、
そっか、そうなるとそういうふうになることもあるのか、とか、
想像の斜め上を行くことが多くて楽しかったです
小説「月は無慈悲な夜の女王」の面白いところ
- 政治的・社会的テーマの深掘り
著者のロバート・A・ハイラインは、植民地主義、自由意志、政府の役割など、多くの社会的テーマを取り上げ、読者に考えさせてきます。本書にもリベラルやら反リベラルやら無学な僕には到底触れるようなことのなかった
社会的な文言がたくさん出てきます。特に本書に出てきた思想のなかで頭の中を?で埋め尽くされましたが
少し興味深かった「無政府主義」なるものもあって人間の生き方、在り方には様々な可能性があるんだなあと考えさせられました。 - マイクのキャラクター
自我を持つAI、マイクの存在は、現代のAI技術の先駆けとも言えるもので彼との交流や、彼の成長は読者の心をつかむ要素となっています。特に最初のほうは無邪気な少年、少女のようで危うげな純粋さを持っていました。
マイクはなくてはならない存在でしたし、僕もマイクと友達になりたい人生でした。 - ユートピアとディストピアの絶妙なバランス
ここがもう完全にガンダムなんですよねぇ、コロニーと地球との関係をそのまま本書の月と地球との関係に置き換えることができます。月はもう地球にいる人類とは全く別の生き方、文化体系になっているにもかかわらず、地球からの実質的支配から逃れることができずいうなれば資源を生み出す奴隷的存在になっています。
それに耐えかねた月の人類は地球に宣戦布告をする際にコロニー落としをするのですが
本書の場合コロニーなどないのであるものを投げつけます。「月は無慈悲な夜の女王」とはよく言ったもんで
この場面は文字なのにも関わらず圧倒的な迫力を感じました。
あらすじ
2076年7月4日、圧政に苦しむ月世界植民地は、地球政府に対し独立を宣言した! 流刑地として、また資源豊かな植民地として、月は地球から一方的に搾取され続けてきた。革命の先頭に立ったのはコンピュータ技術者マニーと、自意識を持つ巨大コンピュータのマイク。だが、一隻の宇宙船も、一発のミサイルも持たぬ月世界人が、強大な地球に立ち向かうためには……
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岡田斗司夫さんも言ってたけど、こんなの思ってる10倍ガンダムだった
ガンダムが出てこないだけでめっちゃガンダム。
小説「月は無慈悲な夜の女王」おわりに
SF好きな人は圧倒的に買いですね!!SF好きな人はこんなもん読んでて当たり前だよって感じかもしれませんが
別にSF興味ないよってひとでもめちゃくちゃおもろいので読んでみてほしいですね。
特にガンダム好きには読んでみて損はないと思う。
あとは裏の組織の作り方とかすっごいおもしろいし家族の在り方も聞いたことも見たこともないものだったし
ほんとにほんとにおもしろいのでどうぞ読んで感想聞かせてください、すでに読んでる方でも観想ください!
ページ数おおくて少ししんどいけど、それ以上に面白いから何とかなる!
ってことで以上「月は無慈悲な夜の女王」でした!
あらすじ
2076年7月4日、圧政に苦しむ月世界植民地は、地球政府に対し独立を宣言した! 流刑地として、また資源豊かな植民地として、月は地球から一方的に搾取され続けてきた。革命の先頭に立ったのはコンピュータ技術者マニーと、自意識を持つ巨大コンピュータのマイク。だが、一隻の宇宙船も、一発のミサイルも持たぬ月世界人が、強大な地球に立ち向かうためには……
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