小説「 プロジェクト・ヘイル・メアリー 」岡田斗司夫 おすすめSF小説 第5弾

ひとひと

おす、ひとひとです。ここ最近止まらない咳に悩まされてます。
減らない体重にも困ってます。
止められないお酒には困ってませんが、それに伴う出費に頭を抱えています。

おす、前回紹介記事を書いた「 タイタンの妖女 」に続き今回も岡田斗司夫さんのおすすめ小説です。

こちらも例にもれずSF小説で非常に私の凝り固まった思考というか想像力をほぐしてくれました。

プロジェクト・ヘイル・メアリー 」を紹介させてください。

わたしは、ゴリゴリのハードSFで宇宙ものっていうのにはあまりそそられません。
SFはSFでも科学要素は緩めでどっちかというとファンタジーっぽいほうが好きです。
スターウォーズとかガンダムとか(両方とも映像作品ですけど許してください)
SF=サイエンスファンタジーだと思ってたくらいなのです。

ただ、このプロジェクト・ヘイル・メアリーは純粋にとにかく面白かったです

初手から惹きつけられたら離れられないある種の重さがこの本にはありました

目次

岡田斗司夫 おすすめの小説「 プロジェクト・ヘイル・メアリー 」とは

著 者:アンディ・ウィアー
原 題:Project Hail Mary
訳 者:小野田 和子
発行者:早川 浩
発行所:株式会社早川書房
受賞歴:‐
ページ数:上328P 下320P(上下巻2冊)
ジャンル:SF長編小説

あらすじ

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岡田斗司夫 おすすめのSF小説「 プロジェクト・ヘイル・メアリー 」読んでみた感想

上質でしたよ。上質。

しょっぱなからずーっと面白い。興奮してIQ下がって語彙を失いました。

正味な話、あらすじすら見てほしくないレベル。予備知識ゼロで読んでほしいです。というのもこの「 プロジェクト・ヘイル・メアリー 」、主人公が記憶喪失で自分の置かれている状況が全くわからないところから始まるのです。そうなんです、私たちと一緒なんですよ。

私たち読者も、本のお話の内容なんて読んでみるまでわからないじゃないですか、なのでその本の世界観だとか設定だとか用語だとかから習得しなきゃいけないわけで、優しくない作品の場合その世界の用語のオンパレードで置いてけぼりをくらうことなんて結構あるわけで、

ただ、本書は感情移入の対象である主人公が、記憶喪失であるがゆえに私たちと同じ状況なわけですよ。そこから徐々に私たちのなぜ主人公と一緒に解消されていくんです。好奇心とそれを満たすプロセスがうまくできている冒頭ですんなりとお話に入っていくことができます。なのであらすじをあえて乗せてないんです。絶対なんてないですが、絶対に「 プロジェクト・ヘイル・メアリー 」を読んで後悔することなんてないので、いい子だからとっとと買って読んでください。

私はもちろん、面白すぎたので下巻もすぐに読了しました。

これ以降はちょっと多少のネタバレを了承したということで進んでくださいね!警告しましたからね!

ひとひと

たぶんハードSFになるのかなあ。
なんとなく細かめのしっかりとした科学要素が書かれてるんだろうなぁと高卒ながらに思いました。だからといってこの作品で描かれる科学の部分が難しいということもなく、理科が苦手だった私でもだいたいは理解できる(できてるはず)内容になってるので安心して楽しめると思います!

あらすじ

地球上の全生命滅亡まで30年……。
全地球規模のプロジェクトが始動した!

グレースは、真っ白い奇妙な部屋で、たった一人で目を覚ました。ロボットアームに看護されながらずいぶん長く寝ていたようで、自分の名前も思い出せなかったが、推測するに、どうやらここは地球ではないらしい……。断片的によみがえる記憶と科学知識から、彼は少しずつ真実を導き出す。ここは宇宙船〈ヘイル・メアリー〉号――。
ペトロヴァ問題と呼ばれる災禍によって、太陽エネルギーが指数関数的に減少、存亡の危機に瀕した人類は「プロジェクト・ヘイル・メアリー」を発動。遠く宇宙に向けて最後の希望となる恒星間宇宙船を放った……。

『火星の人』で火星の、『アルテミス』で月での絶望的状況でのサバイバルをリアルに描いた著者が、人類滅亡の危機に立ち向かう男を描いた極限のエンターテインメント。

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あらすじ

人類の希望は、遥か11・9光年の彼方――。
たったひとりの冴えた相棒と、謎の解明に挑む!

未知の地球外生命体アストロファージ――これこそが太陽エネルギーを食べて減少させ、地球の全生命を絶滅の危機に追いやっていたものの正体だった。
人類の英知を結集した「プロジェクト・ヘイル・メアリー」の目的は、ほかの恒星が光量を減少させるなか、唯一アストロファージに感染していないタウ・セチに赴き、その理由を探し出すことだ。
そして、〈ヘイル・メアリー〉号の乗組員のなか、唯一タウ・セチ星系にたどり着いたグレースは、たったひとりでこの不可能ミッションに挑むことになるかと思えた……。

2021年アメリカでの発売以来、NYタイムズをはじめ様々なベストセラー・リストに挙がり、ライアン・ゴズリング主演で映画化が進行中の、ファースト・コンタクトSFの新たな金字塔。

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AIに聞いた!SF小説「 プロジェクト・ヘイル・メアリー 」の面白いところ!
※軽度のネタバレあり

ひとひと

SF小説「 プロジェクト・ヘイル・メアリー 」を知っていますか?

はい、SF小説『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は、アメリカの作家アンディ・ウィアー(Andy Weir)が2021年に発表した作品です。アンディ・ウィアーは、映画化もされたベストセラー小説『火星の人』(The Martian)の著者としても知られています。

ひとひと

「 プロジェクト・ヘイル・メアリー 」の面白いところを3つほど教えてください

「 プロジェクト・ヘイル・メアリー 」の面白いところを3つ挙げると、以下のポイントが際立っています。

1. 科学的ディテールのリアリズムと創造性

アンディ・ウィアーは、科学的リアリズムを重視することで知られており、この作品でもその要素が大きな魅力です。特に、エネルギー源として「アストロファージ」と呼ばれる架空の生命体が登場しますが、その性質や働き方が非常に緻密に描かれており、科学好きな読者にはワクワクする内容です。また、物理学や生物学、宇宙工学に基づいた緻密な設定があり、読んでいて「これは現実に起こるかもしれない」と感じられるところが面白さの一つです。

2. 異星文明との出会いと友情

主人公グレースが宇宙で遭遇する異星生命「ロッキー」は、この物語のハイライトです。ロッキーは全く異なる知覚や物理的特性を持つ存在ですが、言語の壁や種族の違いを乗り越え、彼との協力関係が物語の軸となります。この交流は、異文化理解や友情のテーマとして深みを与え、感動的でもあります。地球外生命との交流を描いた物語が多い中でも、ウィアーが描く異星人と人類の関係性は特にユニークです。

3. 一人称視点のユーモアと人間味

主人公グレースの一人称視点で語られるスタイルは、作者アンディ・ウィアー特有のウィットに富んだユーモアを感じさせます。彼は地球を救うための壮大なミッションを担っている一方で、非常に人間らしい悩みや不安を持ち合わせています。彼の内面の独白や、絶望的な状況に対しても軽妙なユーモアで切り抜けようとする姿勢が、重厚なテーマの中にある「ライトさ」を与えていて、読者を惹きつけます。

この3つの要素が『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を単なるSF小説ではなく、読者を感動させ、考えさせる作品にしている魅力です。

ひとひと

いやあ、ほんとにアストロファージを解明していく過程がめちゃくちゃ面白かったし、「 ロッキー 」可愛いし頼りになるし最高の友達だし
設定とか状況はめちゃくちゃ重いのに読みやすいしでほんと最高でしたよ!

岡田斗司夫 おすすめのSF小説「 プロジェクト・ヘイル・メアリー 」おわりに

SF好きな人だったら絶対読んでほしいし、SF好きじゃない人でもめちゃくちゃ楽しめると思うから読んでほしいです。これは必読書といっても過言じゃないレヴェル。ほんとに、レヴェルです。

岡田斗司夫さんも本書の帯でコメントしてますからねぇ。ほかにも名だたる著名な方たちが読んで絶賛してるのでほんと読んだ方がいいです。ほんとに。

Amazonでのレビューも驚異の★4.8ですし。

わかりやすくて、ハラハラドキドキさせてくれて、笑わせてくれて、泣けもする。恐れ多いですがほんとにこういうのでいいんだよこういうのでってワードが思わず口からでちゃいますぜ。読了後は心の底から上質な物語を読んだ満足感に浸れます。

映画化も決定しているみたいですし、映画を待つでもいいんでしょうけど、絶対小説の方も読んだ方がいいと思います!
主役はここ数年めちゃくちゃ売れてる気がするライアン・ゴズリングだそうですが、個人的にはあってないんじゃないかなぁって思いました、私はユアン・マクレガーを推します。

ほんとだれでもいいので語り合いたい…最高でした。

ひとひと

ちなみに、読んでる途中で気になって映画オデッセイ見ましたが面白かったです。

あらすじ

地球上の全生命滅亡まで30年……。
全地球規模のプロジェクトが始動した!

グレースは、真っ白い奇妙な部屋で、たった一人で目を覚ました。ロボットアームに看護されながらずいぶん長く寝ていたようで、自分の名前も思い出せなかったが、推測するに、どうやらここは地球ではないらしい……。断片的によみがえる記憶と科学知識から、彼は少しずつ真実を導き出す。ここは宇宙船〈ヘイル・メアリー〉号――。
ペトロヴァ問題と呼ばれる災禍によって、太陽エネルギーが指数関数的に減少、存亡の危機に瀕した人類は「プロジェクト・ヘイル・メアリー」を発動。遠く宇宙に向けて最後の希望となる恒星間宇宙船を放った……。

『火星の人』で火星の、『アルテミス』で月での絶望的状況でのサバイバルをリアルに描いた著者が、人類滅亡の危機に立ち向かう男を描いた極限のエンターテインメント。

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あらすじ

人類の希望は、遥か11・9光年の彼方――。
たったひとりの冴えた相棒と、謎の解明に挑む!

未知の地球外生命体アストロファージ――これこそが太陽エネルギーを食べて減少させ、地球の全生命を絶滅の危機に追いやっていたものの正体だった。
人類の英知を結集した「プロジェクト・ヘイル・メアリー」の目的は、ほかの恒星が光量を減少させるなか、唯一アストロファージに感染していないタウ・セチに赴き、その理由を探し出すことだ。
そして、〈ヘイル・メアリー〉号の乗組員のなか、唯一タウ・セチ星系にたどり着いたグレースは、たったひとりでこの不可能ミッションに挑むことになるかと思えた……。

2021年アメリカでの発売以来、NYタイムズをはじめ様々なベストセラー・リストに挙がり、ライアン・ゴズリング主演で映画化が進行中の、ファースト・コンタクトSFの新たな金字塔。

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ヘイル・メアリー(Hail Mary)
アメリカンフットボールで、試合終了間際に負けているチームが逆転を期して放つロングパス
窮地に陥った人などが(駄目もとで)最後の賭けに出るという意味の比喩表現

https://eow.alc.co.jp/search?q=Hail%20Mary
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