あまり小説を読まない人の読んだ小説紹介! 「 祈りの海 」

ひとひと

こんにちは、ひとひとです。
生命の起源、母なるともいわれている海ですが。
世の中には海に向かって祈る人もいるそうです。
神様にお近づきになりたいのはいいですが、
夜の海は大変危険ですのでくれぐれも
飛び込んだりしないでくださいね。

今回読んだ小説はSF短編集といったら外せない、グレッグ・イーガン著の「 祈りの海 」です。

こちらは、グレッグ・イーガンの11篇を収録した日本版のオリジナル短編集のようで

短い話ながら世界観、お話ともにとても秀逸でよくもまあこんなにも設定やらお話やら浮かびますよね。

今回は正直SFのサイエンス的な部分が難しく理解できずしぶしぶ飛ばしたお話もありました。

ですが、ここが短編集のいいところ!お話がいくつもあるのでわからない、つまらないで終わらないんですねぇ。

当たり前ですがとても面白いお話もありましたので紹介させてください!

ほかにもSF小説紹介してますのでよかったらほかの記事も読んでってください!

目次

小説「 祈りの海 」とは

著 者:グレッグ・イーガン(Greg Egan)
原 題:oceanic
出版年:1998年
編訳者:山岸 真
発行者:早川浩
発行所:株式会社早川書房
受賞歴:ヒューゴー賞 中長編小説部門 1999年
ページ数:464P(読了時間3週間_ひとひとの場合)
ジャンル:SF短編小説

あらすじ

二万年前に惑星コブナントに移住し、

聖ベアトリスを信奉する社会を築いた人類の子孫たち。

そこで微小生物の研究を始めた

敬虔な信者マーティンが知った真実とは?

https://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/11337.html

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小説 「 祈りの海 」読んでみた感想

この短編小説集はSFの要素はありつつ人の心情や宗教、哲学的な内容の話が多く感じました。

表題の「祈りの海」は宗教にSFの観点を取り入れていて聖ベアトリスを信奉する主人公マーティンが

研究の結果、自分の信じていたもの感じていたものがあきらかになったときの彼の心情などが描かれています。

「 祈りの海 」は11篇からなるこの短編集の最後の作品になっていて他と比べて少し長めでした。

なんとなく、現実の信者の方から少し反感を買いそうな内容でした。(作中でも主人公の研究結果が物議をかもす)

他の作品の「繭(Cocoon)」なんかも今の時代LGBTQ+の方面から大顰蹙を買いそうだなぁと思いました。

短めの内容のため、なぜを言ってしまうとネタバレになってしまいそうなのと炎上しちゃいそうな気もするので

ここでは書きませんが個人的には内容はさておき、SF的な発想は面白いと感じました

もうひと作品怒られそうなのが「キューティ」こちらは、なんというか。

あまり人の気持ちを考えられないポンコツ気味の男が子供を欲しがる話なのですが、

その世界では医療技術が進んでいて男性でも妊娠出産ができるようになっており、

どうしても子供が欲しかったその男性は「キューティ」と呼ばれている

愛玩幼児(これは僕が勝手につけただけですが)を身ごもり出産にいたります。

これもこれで「キューティー」という存在が今の私たちの現代社会では絶対に受け入れられそうにもないですが。

需要は確かにありそうで、こうなんともまあ、あまり肯定できる発想ではないですが、

こちらも「繭(Cocoon)」同様、発想は面白かったです。

両作品とも話の内容もとても興味深いもので、それぞれの思想の対立や想いが細かく描写されていて

SF作品というよりヒューマンドラマのように感じました。

あらすじ

二万年前に惑星コブナントに移住し、

聖ベアトリスを信奉する社会を築いた人類の子孫たち。

そこで微小生物の研究を始めた

敬虔な信者マーティンが知った真実とは?

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ひとひと

今まで読んだSF作品は全然多くないですが、個人的に
アルジャーノン系っぽいなって勝手に思ってます!
ただ、SF的要素が薄いのかって言われると全然そうじゃないよ!すごいよ!すごすぎて正直頭ついていけないよって胸張って言えます!

ChatGPTに聞いた!小説 「 祈りの海 」面白いところ

  1. 多様なアイデンティティの探求
    各短編では、異なる状況下でのアイデンティティ、つまり自分の自我や存在意義を探求しています。
    これは、それぞれの作品での主人公の立ち位置に依存していて、例えば「祈りの海」でいうと
    主人公マーティンのアイデンティティは信仰対象である、聖ベアトリスにあると言えると思っています。
    そのためこの信仰対象への信頼が揺らいだ時、また彼自身のアイデンティティが揺らいでいることになると言えます
  2. 科学的なリアリズム
    著者のグレッグ・イーガンの作品は科学的な詳細に富み、リアリティを持たせるために、
    様々な舞台装置とその詳細な説明が加えられています。
    これにより、物語に深みと説得力が生まれ、読者を引き込みます。
  3. 多彩なテーマとストーリーテリング
    『祈りの海』に収録された短編は、それぞれ全く異なる世界観を持ち、
    アイデンティティという共通のテーマを多様な角度から探っています。
    この多彩さは、読者に深い印象を与え、異なる視点で物語を楽しむことができます。


    読者のレビューによると、この短編集はイーガンの作品の中でも特に読みやすく、
    SFジャンルの中でも異彩を放つ作品です。各短編が異なるテーマや問題を扱っているため、
    読者は様々な物語を通じて、多角的な視点から物語を楽しむことができます。

あらすじ

二万年前に惑星コブナントに移住し、

聖ベアトリスを信奉する社会を築いた人類の子孫たち。

そこで微小生物の研究を始めた

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ひとひと

アイデンティティって何でしょうね?
日本語にすると「自己同一性」みたいですけど、
なおのことわからなくなりましたね。

小説 「 祈りの海 」おわりに

グレッグ・イーガンの『祈りの海』は、科学とアイデンティティをテーマにしたハードSF短編集です。

個人的にわからない作品もいくつかありましたがおおむね楽しむことができた1冊です!

時がたって理解できそうな時期にもう一回よんでみようとおもいます!

イーガンの作品に興味がある、またはSFに興味がある場合は、読んでみたらいいと思います!

すでに読んでいる方はぜひとも感想頂けると嬉しいです!

最後に収録タイトル記載して終わりとさせてください!

ひとひと

こう見ると11作品中6作品しか読めてないですね…
頑張ります…

あらすじ

二万年前に惑星コブナントに移住し、

聖ベアトリスを信奉する社会を築いた人類の子孫たち。

そこで微小生物の研究を始めた

敬虔な信者マーティンが知った真実とは?

https://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/11337.html

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